掏摸 中村文則

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掏摸 あらすじ

東京を仕事場にする天才スリ師。ある日、彼は「最悪」の男と再会する。男の名は木崎―かつて仕事をともにした闇社会に生きる男。木崎は彼に、こう囁いた。「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前を殺す。逃げれば、あの女と子供を殺す」運命とはなにか、他人の人生を支配するとはどういうことなのか。そして、社会から外れた人々の切なる祈りとは…。大江健三郎賞を受賞し、各国で翻訳されたベストセラーが文庫化。

掏摸 登場人物

主人公 この小説の主人公。高所得者裕福者だけをターゲットにスリを生業として生きている。天才スリ師

木崎 闇社会に生きる男。絶対的な闇社会の支配者?謎の男。

親しくしている子供 主人公がスーパーで買い物をしている時に親子で万引きをしているところを発見。それをきっかけに懐かれる。

石川  主人公にある仕事をもちかける。

著者によるおすすめ(HPより)

完全にのめり込んで書いたことをよく覚えています。小説に自分が奪われる感覚がありました。この小説を書くことができて、本当に良かったです。

様々な国に翻訳されています。都会に動く天才スリ師の物語ですが、過去の友人や恋人、売春婦とその子供、そして最大の悪の人物である木崎など、様々に登場します。

小説の魅力、本の魅力を、能力の許す限り、最大限に出そうと考えました。純文学ならではの深みを追求しながら、読みやすく、かつ物語としてもスリルのあるもの。

文章を次々読む快感というか、小説でしか味わえない、「文章の快楽」を念頭に置きました。悪だけでなく、温かさ、も意識しました。どこにでもあるような小説はいらないです。

僕は僕の小説を書いていこうと、密かに決意した小説でもあります。『その入ってはいけない領域に伸びた指、その指の先端の皮膚に走る、違和感など消えうせる快楽を――』

ぜひ読んでみてください。あとがきで「旧約聖書」について少し触れていますので、誤解のないように書きますと、僕は特定の宗教を信じたりはしていませんが、

伝統的な宗教の聖典はほとんど読み、それぞれに感銘を受け、敬意を抱いています。

http://www.nakamurafuminori.jp/novels_list.html

作者 中村文則さん

HP http://www.nakamurafuminori.jp

ドストエフスキーカミュカフカなどから影響を受けており、普遍的な主題に特徴があり、ミステリーの手法も取り入れている。

重厚で陰鬱な作風とは対照的に、本人は明朗な性格である。交流のあるお笑い芸人・作家の又吉直樹がそのギャップについて尋ねてみたところ、

「暗いことで人に迷惑をかけるの、やめようと思ったんだよ」と答えたという漫画家の久世番子とは同郷で、小学校から高校までの同級生であり親交がある。

また、ダンスチームはむつんサーブのりきっちょとは大学時代からの友人である。「中村文則」という名前はペンネームであることを久世番子との対談で語っている。

演劇ユニットunks、ヴァイオリニスト島田真千子、ロックバンドNON’SHEEPなどを自身のウェブサイトで紹介したり、役者の綾野剛との親交も深く、他分野とのつながりも広い。

小さい頃、本を読まず、高校生の時にものすごい孤独に陥って小説と出会った。読書感想文を書きたくなくて、自分で勝手に話を作って読書感想文を書いた。

題名は「馬と少年を読んで」。初めて書いた物語は、小学校一年生の授業。浦島太郎の続編で「浦島次郎」という亀に復讐する話、職員室で問題になった逸話あり。

子供達に薦める本とは?の質問には、よくある物語をただ読むのではなく、親が「君だったらどう変える?」「どう変えたら君好みになるか?」というふうに質問すると面白いのではないかと。お薦めはグリム童話。残酷な話もあるので親が読んでから与えるほうがいいとも。(2020年)

1977年生まれ

https://ja.wikipedia.org/wiki/中村文則

文字数も少ないし、スラスラ読めます。かなり軽いタッチですがすごくすっと文も入ってくるし読みやすかったです。続編ってあるんだろうか・・・

過去読んだ作品では教団Xがものすごくおすすめ。

07/23読了

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