自分よりも一回りも下の人とこの前知り合って、
その人がまぁ見た目は結構チャラチャラしてるような感じだし、
なんだかパーティピーポー系で
女性スタッフにも声をかけて「最近どう元気してるとかその服かわいいねー」
とかって凄まじいコミュニケーション力を発揮してて、
「あーこの子モテるなぁ絶対モテる」そんな子がいたんです。
ふとしたことからその子に仕事を教えてもらうことになって(その子の方が歴は先輩)
年下君の一言にはっとした話。
彼が言ったすごく大事で何気ない一言
何回か仕事をするうちに一緒に話すようになって仕事以外の話も
ちょこちょこ話をするようになったときにその子が突然
「俺自分のこと大好きなんですよーどう思います? 」
て言ったことに僕は圧倒されて
「すごいねって凄いよ良いことだよ。すごくいいことだよ。」
あまりにも驚いたのでぼくも
語彙力20点。気持ちは5億点の回答をしてしまったんですね。
自分のこと大好き?自分のこと大嫌い?
僕も「自分のこと好きかなぁ自分自身のこと好きかなぁ」って考えてみたんですけれども
結論
「まぁ嫌いではない」
けれども彼みたいに大好きまでとはいかない。
という霞ヶ関みたいな玉虫色の回答になったんですね。
自分の嫌いなところっていうのはすごく簡単に想像つくじゃないですか
でも、自分のここすごく大好きっていうの特にないし、かといって自分を否定するほどではないんですけれども。
ただ、彼みたいに俺自分のこと大好きなんだよって旗を振るぐらい自信を持って好きになった部分ってないな。思ったんですね。
案の定その子結構仕事できるし、コミニケーション力も高いし、
なによりなんだか自信があるし、明るい。
人が寄り付く寄り付く。
成功する人ってこういう人のことを言うのかなあっていうふうに思ったんですよ。
僕20歳の頃自分のことが好きかって言ったらそうでもなかったですし、そんなにポジティブに捉える事はなかったんですね。
むしろ試練ばっかりだった。
どちらかと言えば家は貧乏だったし、むしろ20歳の時は家庭環境が最悪だったし、父も母も仲が悪かったしお金もなかったし最悪でした。
だからどちらかと言えば成功したいし、お金欲しいし、この人生をなんとか変えたいみたいなことの方が強く持ってました。
自分のことが好きって言うことよりも「なんで親父は、なんでおかんは、」といった何か誰かのせいにして生きてきたと思います。

自分のことが好きになると、自分が許せる。
よく考えてみたら「自分のこと好きだなぁ」っていうメンタルを持っていると
おのずと自分に自信がつくし自分が許せるんじゃないかなと、
だって、自分の好きな人がちょっと失敗しても、その場ではちょっと怒っても「まぁ仕方ないか、大好きだし。」で片付けられる局面って結構あると思うんですよ。
いま、空前の田中みな実ブームで
仕事が暇なときに、「田中みな実と結婚したらどんな生活になるのだろうか」
とかなりヤバめの想像をすることがあるんです。
独身ならみんなするじゃないですか、好きな芸能人との生活ってどんなんだろうって。
で、彼女のキャラクターってテレビの中で演じてるような気がするんですよ..
話が逸れましたが、そんな空前の田中みな実ブームのおおぎしですが、
もしですよ、そんなことないと思いますが、田中みな実がシチューにきゅうり入れたとしても、
最初は「え、それはないやろ」って思うけど、
空前の田中みな実ブームのおおぎしですから、おそらく
「仕方ないか、シチューも田中みな実も好きだし」ってなる。
人によっては「大好きなシチューにきゅうりを入れるなんて考えられない」っていう人もいるとは思うんですけど、
例えば好きな人が、シチューにきゅうりを入れるというアバンギャルドな発想、ミスをした時に、大好きならば一回は許すはずなんです。なっていったって大好きだから。
これを自分に置き換えるとチャレンジすることを許せるわけだし、シチューにきゅうりを入れてみるというアバンギャルドな発想も手に入れられる。
つまり、クリエイターにとっては一石二鳥。
もっと自分を好きになろうと決めた。ちがう角度からでもいいから

もっとポジティブにもっと楽観的に自分のことを好きになろうと僕も決めました。
ただナルシストまで行くとさすがに気持ち悪いので、そこまでは行かないまでも、
何かあれば、自分の人生映画みたい。面白すぎやろ!
ということにすれば、ストレスは少し緩和されるし楽しく生きていける。
しかもその主人公僕だから、好きになれる。そう考えることにしました。
僕の人生の年表には、
バイト先が倒産という、まさかの歴史が書き加えられて、OMGってなったわけですけど、
考え方を変えれば、サバイブする能力も一つ身につけたしや制度も勉強できたので、
おぉ。これはラッキー。平坦な人生に起伏がひとつできたわけです。
そうか、この延長線で自分を好きになればいい。徐々に好きになればいいと好きな映画を何回も見るように。
自分が好きになるとマントラも手に入れれる?
その彼と仕事をしているときに、
ちょっとネガティブな気持ちになってぼーっと自分が死ぬことについて考えていたんです。
例えばこのあと、交差点で車が暴走してきたところを自分がはねられて死んだらどうなるかなぁ、とか
そうすると楽に死ねるのかなあとか、
そんなことを考えていた時に
彼が「おおぎしさん何死んだ目してるんですかどうしたんですか」
と言ってきて
あーこの人はワンピースでいうマントラを心得てるんだ。強者だな。やっぱり凄いなぁ。
見抜かされてしまうんだ、嘘がつけないんだなこの人の前で、なるほどなーと
思って、またまた彼の凄まじい能力にびっくりしました。
彼は会社を立ち上げて起業する予定みたいなんですが
必ず成功するんだろうなと思いました。
そうか、目を見るだけで考えてることがわかるのか、
えっ!俺が田中みな実と結婚生活を妄想してた時も見透かされてたってことやん。
恥ずっ。
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